ASUS製SBC「Tinker Board」が、8月8日から発売されます。
TechShare株式会社の直販サイトから発売記念のキャンペーン価格として、7,980円で販売されるそうです。
基盤サイズやレイアウトは、Raspberry Pi3と同様でケースはそのまま使えそうです。
性能面では、Raspberry Pi3 の約2倍のCPU / GPUパフォーマンスがあり、Gigabit NICやHD コーディックのオーディオや4K デコードなどの機能も搭載、差別化が図られています。
(Raspberry Piの動画デコード機能はオプション / 要ライセンス)。
また、Raspberry Pi同様に、搭載しているWi-FiやBluetoothの技適を取得しています。
おもな仕様は
- SoC : Rockchip RK3288(Quad-Core / Cortex-A17@1.8GHz)、Mali-T764 GPU(16th-Core / 600MHz)
- メモリ : 2GB
- NIC : Gigabit
- OS : Tinker OS(Debianベース)、Android 6.0
- 電源 : microUSBタイプの5V 2A
(本機を快適に使用するためには、5V 2.5~3AクラスのAC電源を推奨)。
Tinker OSは、Debian 9ベース & LXDEデスクトップ環境です。
NTFSをサポートしており、Chromiumをベースにした付属ブラウザはハードウェアアクセラレーションが有効で、YouTubeなどでも快適に利用できるようなので、YouTubeを使うとCPU占有率が100%付近をウロウロするメインのコンソールPC(Celeron 847)よりも快適かもしれません。
詳細は、ASUSのTinker Boardページをご参照ください。