ブラウザの32bit・64bit対応状況:Linux編

2020.7.10 軽量、且つ32bit版を提供しているLinux対応ブラウザ の内容を反映させました。

先日、Linuxで使っているブラウザ一覧をご紹介しました。

普段、モバイルPCは2台併用しています。
※故障対策として

  • VersaPro VY12M/C-3
  • VersaPro VK27M/B-G

VY12Mは「Celeron M 443」を搭載しています。
Celeron M 443 は、かろうじてPAE対応ですがネイティブ32bit CPUです。
Celeron M 443 はPAE対応CPU

そのため、OSやアプリケーションも32bit(x86・i386・i586・i686)に限定されます。
昨今のPC利用において使用頻度の高さ・時間の長さで考えると、ブラウザが大切なのではないでしょうか。

自分でもよく忘れて調べ直すので、まとめてみました。

ブラウザ x86 amd64 備考
Chrome Chromiumベース
Chromium パッケージ名: chromium-browser
Falkon QupZillaの後継
Firefox
IceCat Firefoxフォーク
Konqueror KDEの標準ウェブブラウザ
Midori Snap版(Ubuntu 18.04 LTS)では文字化けする
Opera developerエディションは32bit
64bit のみになりました。(2020/7/10 修正)
Pale Moon Goannaレンダリングエンジンにより Firefox旧式アドオンを利用可
QupZilla Chromiumエンジンを使用, Falkonへ移行
SeaMonkey 公式は32bit(64bitはContributed builds
Vivaldi Chromiumベース(Chrome拡張機能が利用可)
Waterfox Firefoxベース
Web GNOMEの標準ウェブブラウザ, 旧名 Epiphany(エピファニー)
パッケージ名: epiphany-browser

2018.5.9 追記 : 表にSeaMonkeyを追加しました。
2018.5.28 追記 : 表にFalkonを追加しました。
2018.9.9 修正 : Falkonを64bit専用と表記していたのを修正しました。