CubeSoft が提供しているメモアプリ CubeNote は、シンプルで使いやすいソフトウェアです。
業務など Windows を利用する際は、常に使っています。
※以前、WindowsからUbuntuへ乗り換えした際の代替アプリケーション でもご紹介しました。
目次
ノートアプリのメリット
ノートアプリのメリットは何と行っても勝手に保存してくれることでしょう。
ファイル名を決める必要がなくファイルを量産できるので、作業に集中できます。
CubeNote ゆえの制限
この CubeNote、本当にシンプルです。
他のメモアプリが大抵サポートしている SORT(並び替え)を実装していません。
常に上に作成され、その位置が固定化されます。 ※マウスで移動が可能です。
シンタックスハイライトももちろん未サポートですが、フォントの種類・サイズは変えられるので(私は)許容範囲です。
なお、検索は横断的に(複数ノートにまたがって)可能なので、不都合はありません。
タグを活用しよう
CubeNote は前述の通り、マウスでの移動は可能とは言え SORT が出来ません。
そこで、私は月次でタグを設定しています。
- 例)2019年6月作成分なら、タグ "201906" を作成して各ノートに設定する
私は、主に CubeNote を業務の作業記録用に利用しています。
後で見返すかもしれない内容のテキストを無作為に貼り付け(大抵はその日だけ)メンテナンスします。
※ノートは、マウスで移動しなければ新しいものが上にある(古いものが下にある)はずなので、作業記録としては都合が良いです。
使い方一例
ノートを作成するたびにタグを設定していると、せっかくのノートアプリの軽快さ(楽ちんさ)が損なわれてしまうので、前月分のノートに対して一括して更新しています。
タグを設定することで、プルダウンで該当タグに絞って表示することができるようになります。
※タグは1つのノートに複数設定可能(設定したタグ全てで当該ノートが表示されます)。
タグの一括更新
CubeNote にはタグの一括更新機能が無いため、ファイルを直接メンテナンスします。
設定ファイル
Tags.json ファイルをメンテナンスします。
通常はユーザプロファイル(%userprofile%)以下にあります。
- %userprofile%\AppData\Local\CubeSoft\CubeNote\Tags.json
環境変数 %userprofile% を使うと便利です。
※ユーザ名が administrator の場合、%userprofile% は "C:¥users¥administrator" になります。
設定例
- "Tags":[]},{
+ "Tags":["201906"]},{
これは、エディタなどで一括更新する方法です。
意図せずタグ付けしたいノート以外を更新しないように注意しましょう。
※私の場合は、月次で更新しており(他にタグが空のノートが残っていないため)問題がでません。