先日、ノート PC を Lubuntu 18.04 LTS -> Lubuntu 20.04 LTS へアップデートしました。
(正確にはアップデートではなく、クリーンインストールです)。
それに伴い、デスクトップ環境が LXDE → LXQt へ変更になっています。
ちなみに、Lubuntu 18.04 LTS 時点では、デスクトップ環境 LXDE・LXQt を選ぶことができました。
そこら編に経緯も過去記事にまとめています。
目次
経緯
ノート PC では、Lubuntu 12.04 を使い始めてからというもの歴代の Lubuntu を愛用してきました。
使い続けてきた一番の理由は、デスクトップ環境 LXDE です。
とてもシンプルで使いやすく、何よりもカラーリングが穏やかなのが気に入っていました。
(xfce4 や KDE・Gnome・Cinnamon・MATE など多くのデスクトップ環境がありますが、色使いが派手すぎて...どうも苦手です)。
そう入っても、LXDE 自体が無くなってしまうのではどうしようもありません。
Lubuntu は(Ubuntu の 5年サポートとは異なり)3年サポートのため、Lubuntu 18.04 LTS がそろそろ終わりを迎えます。
その前に、LXQt(Lubuntu 20.04 LTS)へ移行して環境を確認することにしました。
結論
LXQt になった Lubuntu 20.04 LTS も使いやすい。
ただ、LXDE と異なる点も随所にあるので、気がついた点をまとめていきたいと思います。
変更点
Lubuntu 18.04 LTS -> Lubuntu 20.04 LTS へ移行した際に気づいた点について、まとめました。
キーバインド
キーバインド(キーアサイン)の変更点がありました。
私が気になったのは Ctrl + Escape
が無くなったことでしょうか。
※Ctrl + Escape
の代わりに Windows キー
そのものに移行しています。
- Lubuntu 18.04 LTS
Ctrl + Escape
- Lubuntu 20.04 LTS
[Windows] キー
(Windows ロゴ キー)
キーバインドの変更は、以前記事にしたファイルで変更なかったので、ターミナルから修正可能です。
リポジトリから無くなったアプリ
-
ターミナルクライアント
- LxTerminal
LXDE 時代の標準ターミナルクライアントLxTerminal
は無くなり、代わりにQTerminal
がプレインストールされています。
- LxTerminal
-
エディタ
- leafpad
- medit
私が愛用しているエディタ 2種が無くなっていました(もちろん、リポジトリに無い)。
今回初めてプレインストールされていたFeatherPad
を使ってみたのですが、使いやすいです。
メモ書き程度なら十分使えます。
困ったら、Geany
やVS Code
を追加インストール予定です。