ということで、SBC(シングルボードコンピュータ)で"Android Box"を作るパターンも考えてみました。
手軽にAndroid環境を構築できるSBCということで、3つ選定しました。
SBC | Android | SoC | Clock | MEM | NIC | USB | 備考 |
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ROCK64 | 7.1 | Rockchip RK3328 | 1.5GHz | 1,2,4GB | Gigabit | 3.0 x 1, 2.0 x 2 | PINEシリーズ |
Tinker Board | 6.0 | Rockchip RK3288 | 1.8GHz | 2GB | Gigabit | 2.0 x 4 | Raspberry Pi 2/3用アクセサリをほぼ流用可 |
Banana Pi M64 | 6.0 | AllWinner A64 | 1.2GHz | 2GB | Gigabit | 2.0 x 2 | 8GB eMMCを標準搭載 |
※搭載 CPU は全て Quad-Core(4コア)です。
目次
利用しやすいのは"Tinker Board"
一番利用しやすいのは、ASUSの"Tinker Board"でしょう。
アクセサリが多いのが最大のメリットではないでしょうか。
唯一残念なのは、最近発売なのにAndroidのバージョンが6.0なことでしょうか。
一番クロックが高いので、速度は期待できますが・・・。
個人的なオススメ
個人的なオススメは"ROCK64"です。
まだ未所有ですが、PINEシリーズは有名なので試してみたいと常々思っています。
"ROCK64"にはメモリ容量毎に3種類(1GB・2GB・4GB)用意されています。
4GB版で公式Webで約57ドル、日本だと秋月電子通商で税込6,480円で購入可能です。
ともにケース無しの金額です。
- 公式Webは配送料込み
- 秋月電子通商はネット価格(店頭価格は異なる可能性あり)
海外発送だと結構時間がかかりますし、日本で購入しても良いかなと思える金額設定ですね。
もちろん、わざわざディスプレイやキーボード・マウスが必要な"Android Box"ではなく、SIMなし(Wi-Fiモデル)のスマホ・タブレットでも同様に利用可能です。